藝祭2019特別展示のご報告
9月6日(金)〜8日(日)、"アーカイブズに息づく「ひと」「こと」「もの」" をテーマに、藝祭2019特別展示を行いました。展示の様子など、当日スタッフの皆さまに代わりましてご報告します。 外国人教師関係・戦没学生たちの手稿・最近の寄贈史料のみっつを軸として構成した今回、見どころは部屋の外にも。新作のパネル「音楽取調掛と東京音楽学校の外国人教師たち 明治13(1880)〜昭和27(1…
9月6日(金)〜8日(日)、"アーカイブズに息づく「ひと」「こと」「もの」" をテーマに、藝祭2019特別展示を行いました。展示の様子など、当日スタッフの皆さまに代わりましてご報告します。 外国人教師関係・戦没学生たちの手稿・最近の寄贈史料のみっつを軸として構成した今回、見どころは部屋の外にも。新作のパネル「音楽取調掛と東京音楽学校の外国人教師たち 明治13(1880)〜昭和27(1…
8月28日、レオ・シロタのお孫様であるニコール・A・ゴードンさんと皆様にご来室いただきました。 ピアニストのレオ・シロタ(1885〜1965)は、昭和6〜19(1931〜1944)年に東京音楽学校の外国人教師として、演奏・教育の両面で日本のピアノ界を牽引した先生です。戦後の日本では、大島正泰、藤田晴子、園田高弘、永井進、豊増昇ら彼の教え子が大いに活躍しています。 皆様でレオ・シロタに関係する史料や…
7月27日(土)、アーカイブ推進コンサート2「作曲家・草川宏のレゾンデートル」が開催されました。 台風の影響が心配でしたが、関東地方は問題なく定刻に開演することができました。 会場は、東京藝術大学音楽学部第6ホール。 大学史史料室から会場前に展示ケースをはこび出し、 当日演奏された作品の自筆譜や学習ノートなどをご来場者様にご覧いただきました。 第6ホールで…
本日7/5(金)、黎明期の音楽学校で学んだ櫻井信彰(1879〜1948)について、お孫さまにあたる北村俊英先生にご講演いただきました。 櫻井信彰は、瀧廉太郎、比留間賢八、益山鎌吾、野口雨情らと交友があり、文筆家・政治家・医療関係者・軍人とさまざまな分野の人材を育てたかたです。その波瀾万丈の生涯にかかわる数々の人物や出来事について、史料を示しながらお話くださいました。 ご講演の後、ささやかな御礼のサ…
演奏会開催決定! 2019年7月27日(土曜日)、 戦時音楽学生Webアーカイブズ「声聴館」オープン記念演奏会が開催されます。 2017年から「戦没学生のメッセージ」プロジェクトが始まりましたが、 今回はそのアーカイブ推進コンサートの第2弾です。 今夏の演奏会では草川宏氏の作品に焦点を絞ります。 その名も… 作曲家・草川宏のレゾ…
全国大学史資料協議会による「大学史資料所蔵機関紹介」サイトに、藝大大学史史料室の紹介が掲載されました。 こちらは「全国の大学史資料を見つけやすくするための試み」として製作されたサイトということです。「史料室」「資料室」「資料センター」「資料編纂室」「アーカイブズ」…たしかに、紹介されている一部の機関だけでも、お名前はさまざまです。 東京藝術大学音楽学部大学史史料室の紹介ページはこちら ホームページ…
口語の童謡を日本ではじめて生み出したとされる作詞家・東くめ(1877~1969)。音楽学校の後輩・滝廉太郎とのコンビで、「鳩ぽっぽ」「お正月」「雪やこんこ」など、子どもが親しみやすい歌を数多く生み出された方です。 そのお孫さんにあたる東紘一郎様がご夫妻で秋田からお越しくださり、貴重な楽譜や日記のご寄贈をいただきました。 達筆の分厚い日記類に、未発表歌詞も含まれるという楽譜。ひとつひとつが貴重な資料…
本日5月7日午前中、音楽環境創造科の田村文生先生、20名ほどの1年生のかたがたが来室され、大学史紹介とキャンパスツアーを行いました。 こちらの記事としてご紹介するのは初ですが、実は2010年(!)には始まっていたという恒例行事。 今回は 史料室内での大学史レクチャー・史料紹介・質問コーナー ↓ 上野キャンパス構内ツアー という2本立てで、お天気にも恵まれ、なごやかなイベントとなりました。 音楽環境…
「声聴館」が記事に掲載される?! 毎日新聞 記者の福島祥 様が大学史史料室へ取材にいらっしゃいました。 大石泰先生、嘉村哲郎先生、橋本久美子先生が 「声聴館」の構想や開館までの経緯、今後の展望などについてお話しされました。 戦時音楽学生の活動や作品について、 後世に伝えていくこと、 その重要性や社会的意義…。 &n…