Skip to content

先日お知らせした演奏会(特別展示つき)の終演報告です。

本学の音楽学部邦楽科、演奏藝術センター、未来創造継承センター大学史史料室の主催公演「宮城道雄の楽器開発――宮城道雄の没後70年に寄せて」。

2026年10月29日(木)、おかげさまで無事に終えることができました。

ご来場くださいました皆様、まことにありがとうございました。

 

今回は2部構成で、第1部はお話。

宮城道雄先生と東京音楽学校との関わりや、東京藝術大学にのこる宮城先生の開発楽器について、歴史的な資料の調査報告もありました。

会場前方のスライドに写真等を投影しながら、道山先生と仲辻でお話を進めました

 

第2部は邦楽科の先生がたと学生さんたちによる演奏。

帯名久仁子先生、日𠮷章吾先生、藤原道山、箏曲生田流専攻学生の演奏は本当すばらしく、大学史史料室のスタッフたちも感動しました!

 

特別展示では、当室の書庫にねむっていた短琴や折り畳み式十七絃を含む楽器類と、当室所蔵の大学史料をご覧いただきました。

 

宮城道雄先生の発案で鶴川楽器店さんと制作された「短琴」。全長約120cmです。

 

二つ折りにできる十七絃。道山先生のご提案&邦楽科の皆様のご協力で、楽器裏面の蝶番や番号をご覧頂けるよう設置

 

これまで不明だった楽器たちの正体は、物品管理簿(手前)や備品支給簿(奥)といった学校史料の調査により判明!

 

そして、宮城道雄記念館さんのご協力により、なんと八十絃が東京藝術大学の第1ホールに!

ご来場くださった皆様に、大迫力の八十絃を間近でご覧いただくことができました。

 

今回はNHKさんの撮影クルーもお越しでした。

12月18日(金)午後9時~、NHKのEテレ「芸能きわみ堂」で宮城道雄特集が予定されています。

もしかすると、今回のイベントの様子も少しうつるかも?!

NHKのかたがたが八十絃の撮影準備をされていました

 

大学史史料室が所蔵する資料は、本学前身の東京音楽学校時代のものが多いです。

当室所蔵の歴史的な資料についても、大切に保管しつつ、創造的な活用の機会もつくりたいと思っています。

今回は、第2部の演奏で93年前に東京音楽学校が購入した短琴が使われました。

今後も、大学史史料室の所蔵資料の保存と活用を念頭において、日々の業務に励んでまいります。

引き続き皆様のご理解ご協力をお願いいたします。