7月28日(火)から、大学は夏季休業に入っています。
前期中は授業がオンラインで実施され、ほとんど学生との対面は叶わないまま夏休みとなりました。
大学史史料室のスタッフも、引き続き在宅勤務が取り入れられる工夫をしながら業務に当たっています。
今回は、在宅勤務中の仕事に関するスタッフブログ第2弾として、大学史史料室のホームページで新たに公開された資料をご紹介します。
♪ 音楽取調掛と東京音楽学校の外国人教師たち
昨年度(2019年度)より大学史史料室では、お雇い外国人たちの書類や写真をとりまとめ、パネル作成や画像公開をおこなってきました。
明治13(1880)年から昭和27(1952)年まで、音楽取調掛と東京音楽学校で採用された外国人教師は43名にのぼります。
外国人教師の写真、略歴、担当科目などを記載したパネルが2019年9月に完成し、藝祭で学外のかたにもご覧いただきました。
*2019年9月の藝祭関連記事は こちら
また、2020年2月には、大学史史料室所蔵の『外國人教師關係書類』の史料画像と付帯情報(メタデータ)の一部を公開しました。
*2020年2月の外国人教師関連記事は こちら
そしてこのたび!
外国人教師43名の写真、略歴、担当科目などがWeb上で総覧できるようになりました!!
興味を持ってくださったかたは、ぜひ下記のリンクからWebページをご覧ください。
東京藝術大学音楽学部大学史史料室>コンテンツ>音楽取調掛と東京音楽学校の外国人教師たち
昨今の状況で大学史史料室前のパネルを直接見に来ていただくことは難しいかもしれませんが、Web上なら世界中からご覧いただけます!
ということで、パネル作成後、地道にWeb公開に向けて準備を進めてきました。
(現在、英語版も準備中です。)
パネルと違って一人当たりのスペースが制限されないWebの強みを活かして、より詳しい記載となっている紹介文もあります。
既にパネルを見てくださった学内のかたや藝祭にお越しくださったかたにも、ぜひ改めてWebページをご覧いただきたいと思います。
今回ご紹介した「音楽取調掛と東京音楽学校の外国人教師たち」は、先日更新した所蔵・寄贈資料のリストデータと同じく、オンライン会議なども活用しながら連携して進めてきた業務成果の一部です。
大学史史料室では、引き続きホームページのコンテンツやトピックスを継続的に更新しながら、史料整理や情報公開、お問合せへの対応に努めてまいります。
厳しい暑さが続きますが、皆様どうぞご自愛ください。