昨年（2020年）こちらでご紹介した「戦没学生のメッセージⅢ」の最新情報をお伝えいたします。
来月、旧奏楽堂にて演奏会が開催されることになりました。
旧奏楽堂は、東京藝術大学音楽学部の前身である東京音楽学校の校舎として、明治23年(1890)に建築されました。
東京音楽学校に入学した学生たちにとって、旧奏楽堂は「こころの故郷」だったのではないでしょうか。
今回の演奏会は、戦没学生たちと彼らの学友たちが「こころの故郷」に帰る「里帰りコンサート」です。
創建当初の東京音楽学校 ※現在の旧東京音楽学校奏楽堂 （所蔵：東京藝術大学音楽学部大学史史料室）
昭和初期の東京音楽学校正門（所蔵：東京藝術大学音楽学部大学史史料室）
昭和17年頃の東京音楽学校（所蔵：東京藝術大学音楽学部大学史史料室）
今回の演奏会では、上記8名の作品が演奏されます
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戦没学生のメッセージⅢ 戦後76年 里帰りコンサート in 旧奏楽堂
【コンサート概要】
日時：2021年8月7日（土）15時開演（14時開場）
場所：台東区立旧東京音楽学校奏楽堂
入場料：3,000円 ※全席指定
チケット取り扱い：ヴォートル・チケットセンター（購入はこちら）、チケットぴあ（購入はこちら）、イープラス（購入はこちら）、藝大アートプラザ（店頭販売のみ）
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「戦没学生のメッセージ」は、演奏藝術センターと連携しながら展開してきたプロジェクトです。
（演奏藝術センターのfacebookはこちら、blogはこちら）
また、本公演は、クラウドファウンディングで皆様のご支援をいただき実施いたします。
あらためまして、ご協力賜りました皆様に御礼申し上げます。
演奏会の併催企画展として、戦時下の東京音楽学校生たちをテーマとした展示も実施予定です。
【展示概要】
会期：2021年8月1日（日）〜8月12日（木）
場所：台東区立旧東京音楽学校奏楽堂 第1展示室
公開日：日、火、水曜日およびホール使用がない日の9：30〜16：30
入館料：一般300円、小・中・高校生100円
大学史史料室では現在、展示の準備を進めています。
このたび演奏される作品の手稿譜や作曲ノートなどをご紹介する予定です。
戦時下の音楽学校生たちが生きた証、貴重な資料たちが訴えかけてくる力は非常に大きいことでしょう。
演奏会および展示に関する詳細はチラシをご覧ください。
チラシ表面
チラシ裏面
※本企画はCOVID-19の感染拡大により、1年延期されました。今後も状況次第で予定が変更になる可能性があります。
変更がある場合は、こちらのホームページでお知らせいたします。
