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このたび、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校で貴重な資料が発見され、

当室でこれらの資料を下記8点受け入れる運びとなりました。

 

 

・昭和8年 日誌 東京音楽学校分教場

・昭和8年7月 選科生徒数現計簿

・昭和9年7月起 諸受付簿 東京音楽学校分教場

・昭和10年4月起 演奏願控 東京音楽学校分教場

・昭和12年7月 身分証明書 運賃割引証 交付簿 東京音楽学校分教場

・昭和17年 現金送付簿 分教場

・昭和29年 授業料 併 楽器使用料 徴集控 音楽学部分教場

・(昭和8年6月起)教室又は能楽堂使用申請簿

 

昭和8~9(1933~1934)年の東京音楽学校分教場の資料がこちら。

 

昭和8年の東京音楽学校分教場の日誌をひらいてみると…

昭和8年1月1日から12月28日までの記録が記されています。

 

発見された資料の中には、昭和10年代の東京音楽学校分教場の資料もありました。

 

 

昭和10年4月から書き始められた「演奏願控」とは、どのような資料でしょうか。

 

 

豊増昇、齋藤静、武岡鶴代といった氏名が見受けられます。

彼らは当時、東京音楽学校で講師をしていた先生がたです。

日本青年館での独奏会や東京中央放送局での演奏など、学校外での活動内容がわかります。

 

他に、教室・能楽堂の使用申請簿や授業料・楽器使用料徴収控といった資料もあります。

 

『教室又ハ能樂堂使用申請簿』には、以下のような記載があります。

 

今回ご紹介した資料は、いずれも大学史史料室にて閲覧可能です。

ご興味をお持ちの方は、当HPの「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。

 

貴重な資料をご提供くださいました附属音楽高等学校の皆様、

仲介をしてくださいました本学音楽学部事務長の野村智行様に感謝申し上げます。