8月7日、本学の歴史を伝える所蔵資料、および大学史史料室にご寄贈いただいた資料のリスト最新版を公開しました。
在宅勤務の推奨されるなか、スタッフ一同で資料の点検・整理を進めてきた成果のひとつです。
リスト公開ページ
(所蔵区分や寄贈者別になっていた以前の版も、同じページで引き続きご利用いただけます)
2020年度版で大きく変わった点
- すべての資料を1シートにまとめていること
- 所蔵実態をあらためて把握するため、分類を統一したこと
- 関係する年代情報を一部ピックアップしたこと
が挙げられます。
多くのご寄贈をいただいて資料点数が増えるなか、当初の配架からの位置変更なども徐々に必要になってきました。またお問合せに対応する際、こちらの記事でふれられている日付や、年号の表記ゆれ(20、二十、廿、弐拾…)に煩わされず関連資料を探せたら…といったことをスタッフ一同も感じていました。
そうした現状に鑑み、この在宅勤務の機会に、1シートでの整頓と項目追加を試みたのが最新版です。
資料種別の「分類」欄について
シートの分かれていた前の版にも「分類」や「種類」欄がありましたが、シート別の表記ゆれも一因して、300通り近くばらつきのある状態でした。それらの見直しを進め、今回は次のような区分にまとめています。
分類1 (分類2)
文書資料 (文書類、原稿類、楽譜、複数種類)
一般刊行物 (書籍/冊子等、新聞/雑誌等、広告/目録等、論文/研究発表、楽譜(出版譜)、その他)
演奏会資料 (チラシ、チケット、パンフレット、ポスター、歌詞・脚本等、複数種類、その他)
手紙類 (はがき、書簡、封筒)
写真類 (写真、ネガフィルム、アルバム、額入り、参考資料)
録音・録画資料(CD、DVD、VHS、カセットテープ、オープンリールテープ、DATテープ、LPレコード、SPレコード)
モノ資料 (書類(容器等付属)、徽章・印章等、記念品、その他)
共通区分ができたことにより、所蔵資料・寄贈資料を合わせての点数内訳などを確認できるようになりました。
直接閲覧にお越しいただきにくい状況が続いていますが、必要な方が資料を見つけやすいような整理・発信のやりかたを、引き続き模索していきます。
ご活用いただくなかで、ぜひご意見などもいただければ幸いです。