Web資料館の名称については今年1月7日から2月18日まで名称を募集しておりましたが、3月5日の名称検討委員会にて討議を重ね、3月5日の演奏藝術センター運営委員会にて正式決定しました。
名称には世田谷区在住の保岡直樹様の「声聴館」を採択し、そこに内容が伝わりやすくなるような前書きを加え、こうなりました。
”戦時音楽学生Webアーカイブズ「声聴館」”
保岡様は「声聴館」について次のような言葉をお寄せくださいました。
「ホームページを拝見すると、“戦没画学生慰霊美術館「無言館」のような素敵な名前を”という文章に出会いました。そこで、同じように漢字三文字で『声聴館(せいちょうかん)』と名付けました。「声」は、戦没学生のメッセージをイメージ。また「聴」は、音楽のように耳を澄ませてきくという意味があり、戦没学生の声に深く耳をかたむけるという思いをこめています。「せいちょう」は「清聴」「静聴」という響きも連想でき、Web資料館の趣旨にふさわしい名称だと感じました。」
名称検討委員会では、応募作品から「戦没学生のメッセージ」「戦没学生の置き手紙」「魂魄(こんぱく)の詩(うた)」「若葉のしおり」「ありし日の僕らのことのは」「うたたまのやしろ」「詩魂館」「蘇音館」「風の譜よ 永遠に(かぜのふよとわに)」等も推薦され、最終的に「声聴館」に決定しました。
すてきな名称をたくさんお考えいただき、皆様ほんとうにありがとうございました。
ご協力ご支援に厚く感謝申し上げます。
近いうちにプロジェクトページからも報告されますので、そちらもご覧ください。