本日、東京藝術大学にあります「奏楽堂」におきまして
CF(クラウドファンディング)の支援者の方を対象としました
「奏楽堂バックステージ・ツアー」
が行われました!
「戦没学生のメッセージ」のプロジェクトメンバーであり、
東京藝術大学演奏芸術センターの大石泰教授の案内により
奏楽堂の客席から舞台裏、奈落(ならく)や調光・音響室など
奏楽堂のあちこちを見学しました。
史料室スタッフも同行させていただきましたので、その模様を少しだけご紹介します!
まずは、こちら。奏楽堂の最大の特徴とも言える天井についてです。
奏楽堂は様々なジャンルの演奏会、講演会、授業などに対応するために音響の調節が可能となっています。
数十トンもある天井部分3枚を上下に可動することで音響を調整します。
実際に動かしていただいたものがこちら。
手前から二番目の部分が移動しているのがおわかりになるでしょうか。こちらには照明器具も備えられています!
舞台上の構造、そしてフランスのガルニエ製オルガンについての説明も、実際にオルガンの側に行って行われました!
その後は、普段演奏者も入らない調光・音響・映像室へ。
実際に照明を操作したり、音響テストや録画用カメラを操作したりという体験もあり、見ているスタッフもとても興味深いものでした!!!
最後はこちらもなかなか体験できないでしょう、「オケピ体験」です!
オーケストラピットの高さまで座席を下げてもらい実際使用される高さ、目線をご体感いただきました!
さらに下の奈落と呼ばれる部屋や楽屋などもご覧頂き、ホール全体の構造をご覧いただきました!
同行スタッフも色々と楽しみながらのツアーとなりました!!
ご参加くださり、ありがとうございました!!!
奏楽堂スタッフの皆様にも感謝申し上げます。
最後は知られざる奏楽堂アイテムを2点ご紹介。
こちら…なんでしょう???
実は「反響板」なのです!! …もはや「板」ではないのですが…ステージなどに設置することで音響を増す効果があるそうです!
奏楽堂での演奏会にも使用されておりますので、ご来場の際に探してみてください!
最後はこちら!
こちら、バルコニー席なのですが。
こちらの手すりに知られざる仕掛けがあるのです!!
…実は、こちらにはライトが設置されており、譜面灯として使用できるとのこと!!
バルコニー席から合唱など演奏することを想定して設置されているそうです!!
…ちなみに、使用されたことはないそうです。。。(点灯チェックはしているとのこと)
知られざる奏楽堂の秘密!のご紹介でした!
とても有意義な時間となりました!次回、奏楽堂に来られる際は色々なところに注目してみてください♪