3/13配信にてお知らせをした草川宏さん作曲
「昭南島入城祝歌」
今回もその楽譜作成についてご紹介します!
先日、再び譜面作成の打合せが行われました。
ざっとここまでの譜面作成について振り返ってみましょう!
作曲家の高橋宏治さんにより以下のような行程を経ています。
① 草川さんの手稿譜を判読し、そのまま譜面におこしてもらう。
② 草川さんが譜面を斜線で消している箇所について、削除するか残すか検討し、曲の輪郭を作ってもらう。
③ 草川さんの譜面は、独唱、重唱、合唱、オーケストラの作品として構想されていますが、歌われるパートと、楽器で演奏されるパートが完全にはわけられていません。そこで独唱・合唱パートと、楽器パートに分け、少しずつスコアの原型のようになってきました。
その間、大学史史料室では二人の教育研究助手(吉田学史、澤原行正)が手稿譜の情報が読み残されていないか見直し、高橋さんの譜面に反映していただきました。
さて、ここからが今回の打合せ内容です。
④ 独唱、合唱、器楽のパートに分けた譜面を見ながら、高橋さんの疑問を作曲科の小鍛冶邦隆先生のご意見をいただきました!
そして、独唱と合唱の使い分けを見きわめ、草川さんが書き込んだ楽器名を手がかりに、オーケストラの編成なども見通しを立てます。
今後、6月初めに合唱譜、7月初めまでオーケストラスコアを作成する予定です。
高橋さん、引続きよろしくお願いします!!