今回は画像が多めになっております!!
先日、東京藝術大学音楽学部の演奏企画室倉庫で写真パネルが多数見つかりました。
これらを現在、大学史史料室で調査しています。
昭和51年頃に使われた?または作られたと思われるキャプションがあります。
ちょうど創立90周年の頃です。
すべてを紹介できないのは残念ですが、パネルの幾つかをご紹介します!
これらはほんの一部ですが、大学主催の演奏会パネルは少ないようです。
パネルがどのような目的で使用されたのかは現在調査中です。
また、これらのパネルにおいて最も多かったのが「オペラ」のパネルです。
次にオペラ作品のものを中心にご紹介します!
この他にも様々な作品の写真、また日本語の作品の舞台写真などがパネルになっています。
また、こんな珍しい写真も。
こちらの写真、中央に見える後ろ姿…実はこの演奏会にて指揮をされた山田耕筰氏なのです!
普段目にする写真は顔の見える正面からのものがほとんどですが、こういった角度からみる偉大な音楽家の背中…興味深いです!
また、これらの演奏写真以外にもパネルが残されておりました。
それがこちら。
こちらは昭和51年に東京藝術大学にて行われた「西洋楽器展」において使用されたものです。
計8枚のパネルが一つ一つ新聞紙で梱包され、まとめられていました。
西洋絵画をパネルにしたもので、楽器とともに展示されていたことがわかります。
また、こちらの8枚のパネルには、資料保存にも使用する「中性紙」が挟まれており、状態の良いものばかりでした!
スタッフ一同、中性紙の役割の重要性を強く感じました。
今回見つかりましたパネルの活用方法については今後検討していきます。
調査、検討を進めていきますが、パネルによっては状態の良くない物や、
キャプションのない物、それにより人物名や演奏時期の分からないものもあります。
これらのパネルについての情報をお持ちの方、是非ご連絡をいただけましたら幸いです。
パネルをご覧になりたいという方のご連絡もお待ちしております!